桂あいりの同人コミック『カラミざかり番外編~貴史と飯田~』の感想を書いていきます。
本作は言わずと知れた大ヒット同人、『カラミざかり』の番外編です。時系列的には「カラミざかり2」の途中を描いているので、本編を読んでいる人向け。
カラミざかり番外編~貴史と飯田~ネタバレと画像
親友の貴史から送られてきた写真。そこに写っていたのはヤリまくった様子の貴史と……!?
予備校で勉強をする高成。
その一方で貴史、新山、飯田は貴史の家でセックスをしまくっていました。
本作は本編で描かれなかった、その「ヤリまくっている3人」特に飯田と貴史にスポットライトを当てた作品です。
ヤリまくった3人は次の日もまた集まろうとするものの、新山は用事があり欠席に。
しかし飯田は一人で貴史の家に向かい……
彼とセックスをしまくるのでした!
カラミざかり番外編~貴史と飯田~の感想
新山が来なくても一人で貴史の家に行ってしまうという、それだけの行動でエロさを感じさせる飯田はさすが。あの見た目でドスケベなのいいゾ~これ。
飯田はキャラが薄いのは口数が極端に少ないからというだけで、性欲に忠実に生きているのは事実。本編でも自分に似てるAV女優でオナニーしてたし。飯田のそういう面を高成は知らないというギャップが『カラミざかり』という作品の面白さにつながっていたんですよねー
内容については高成が予備校で勉強をしている間、親友と想い人がセックスをしているという絶望的な状況を描いています。そもそもNTRなのは本編からそうなのでアレですが、この番外編で補完されてさらに彼の絶望感が際立った感じはしますね。
セックスシーンに関してはただお互いには恋愛感情などなく、ただ性欲を満たすためだけに絡んでいる感が表現されており、さすがだなと思いました。これはこれで表現が難しそう。
あと風呂のシーンは無駄にエロかったです。またハゲこと貴史のヘイトが上がるよ……
『カラミざかり』本編を読んだ人なら間違いなく気に入る内容です。ページ数は少な目ですが安いのでそんなにコストパフォーマンスは悪くないと言えるでしょう。